| 関西人のたわ言《2007年》 | ←2006年 |
| 2007/03/16 堀江被告に対する判決 |
| 2007/02/20 長持ちさせるには維持投資が肝要 |
| 2007/02/12 中央線の新型車が映すJR東日本の未来 |
| 2007/01/15 賞味期限の今昔 |
| 2007/01/12 マクドナルドに見る流通 |
| 堀江被告に対する判決 | 2007.03.16(金) |
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本日堀江被告に対する東京地裁の判決が出た。東京地裁の小坂敏幸裁判長は、堀江被告がすべての犯行で「中心的な役割を担った」と指摘した上で、「一般投資家を欺き、その犠牲の上に立って企業利益のみを追求した犯罪で、強い非難に値する」と述べ、堀江被告に懲役2年6月(求刑・懲役4年)の実刑を言い渡した。
感想を言えば2年6箇月はともかく、実刑は想像だにしていなかった。と言うところである。他人の裁判に第3者がとやかく言うことの是非はともかく、これまでの判例では考えられない結末である。この判決が伝えることは、マスコミのパッシングと一罰百戒的な行政当局の意向と見るべきであるが、落ち着いて考えれば「経済犯罪」に対する検察当局の意識の変化と考えることも可能である。 堅物で通っていた銀行が業務停止処分を受ける時代である、生保も証券も結構ルーズに規則を逸脱している現状を鑑みると、検察の意識改革は納得いくのである。日本も「法律に書いてないことはしない、から、法律に書いてないことは何でもする」という状況に変わってきたのである。 東京に限らず地裁は世論を反映した判決を下し勝ちということを考えると、ライブドア事件は、今後の高裁の判断から目が離せない。一応、金融業界の片隅で禄をはぐむ者として、時代が変わり行く局面をしかと目撃してみたいのである。 | |
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| 長持ちさせるには維持投資が肝要 | 2007.02.20(火) |
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先日、北海道北見市でガス漏れ事故があり数名の方が犠牲となったが、予想通りというか、大きな原因は自治体によるインフラ整備の遅れであった。事故を起こしたガス管は40年以上前に埋設された耐久性の弱い鋳鉄製だったようで、市側の責任を追及する声が上がっている。市側は「3年ごとの定期点検で問題がなかったので交換を見送っていた」と説明し、財政難のため交換工事を後回しにしてきたことを理由に挙げている。
インフラ設備にしろ生産設備にしろ「設置」よりも「維持」に金がかかるものであり、「維持」をおろそかにすると、設備の寿命を縮めることになるのは装置産業において基本中の基本である。ガス事業法にはガス管の耐用年数の規定はないらしいが、行政に「維持」という見えないコストへの意識の薄さがあったことは紛れも無い事実であり、事故が起きる前に「維持コスト」をかける事が、結局のところ安くつくと言うことを肝に銘じていただきたい。 ガス管だけでなく道路も作る費用より維持する費用の方が高いのである。が、それよりも「維持コスト」をケチることが高くつくことをお役所には考えてもらいたいのである。目に見えやすい「作るコスト」ばかりを引き下げることに熱心な様では、行政というか公共仕事の存在意義は無い。 | |
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| 中央線の新型車が映すJR東日本の未来 | 2007.02.12(月) |
東日本旅客鉄道は、中央線快速電車として27年ぶりに新型車両E233系を登場させるべく運転を開始した。そんな列車を先週末秋葉原の駅から眺めたが、ステンレス製の安普請が否めない車体は、今のJR東日本の企業姿勢を如実に現していた。
JRのリリースによると、E233系は車両故障による運休やダイヤの乱れを防ぐため、ブレーキ制御装置などの主要機器を2重にしたほか、運行情報やニュースを表示する液晶画面を装備し現行の201系と入れ替えを図っている。側面の窓の上下にシンボルカラーのオレンジ色のラインを残し、変わらぬ親しみやすさを残しているとしている。 新型車両には空気清浄器の設置や、つり手と荷棚を5センチ低くするなど「人に優しい車両」としているらしいが、基本方針は早期交換を念頭に置いた安普請である。見かけ上の運用効率はお得意の「地球に配慮した」電気を食わない、保守の手間のかからない電車であるのであろうが、基本方針は「地球に厳しい」使い捨てである。E233系は故障箇所の洗い出しがほぼ完了し故障が殆ど発生しなかった201系のノウハウを引継ぐことを放棄した、効率優先の列車である。 旅客をともかく運ぶことで効率を上げ、駅ナカで売上を積み増せば企業効率はあがると言う短視眼的な経営をしているうちは、根本的な鉄道需要の開拓など夢のまた夢である。人口流入で減らないお客に胡座をかく「殿様商売」はいつか破綻をきたすのである。その時に首都圏の鉄道に東京メトロ同様そんな魅力が残っているのか、危惧するばかりである。 | |
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| 賞味期限の今昔 | 2007.01.15(月) |
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その昔、食品販売のバイトをしていた折、賞味期限が切れた商品を棚卸し処分していた。その処分方法は「廃棄」と書いて然るべき場所に収めるのであるが、その後の行方を知ることはなかった。ある日、社員さんに「廃棄」の行方を行くと「そりゃ、弁当屋やな」とあっさり回答をいただき、持ち帰り弁当屋に揚げ物や味の濃い煮物が多い理由を図らずも知ったような気分になっていた。
時代は流れてそんなことはもうないのであろうが、意外にも、某洋菓子メーカーでは製造ラインで牛乳を捨てずに使ったり、賞味期限を発送時に刻印したりしていたようである。たしかに焼き菓子やプリンには「製造日より1週間」とか書いてあるが、その前段階にある素材の賞味期限など考えてこともなかった。当然ながら、搾乳を調整出荷後、即座にお菓子に使用しているとは考えられないのである。同様に弁当屋の揚げ物の原料のちくわが作りたてのちくわとは限らないのである。 賞味期限が切れても消費期限までは安全に食べられるのであるが、廃棄処分であったちくわはそのまま畜産用の飼料となっていたと今は信じたい。 | |
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| マクドナルドに見る流通 | 2007.01.12(金) |
先般発売された日本マクドナルド(通称:マクド)の期間限定の特大ハンバーガー「メガマック」(350円)が予想を上回る人気を呼んでいるらしく、一部では数量限定販売とか、買えなかった客に詫びとして190円で買える割引券を配っている様子。あわせて発売時期も延長を決めている。
個人的にはパテ(肉)が4枚も入っているものを食す自信は既に無く食べようとは思わないと情けない話であるが、この商品は若年層を中心に受けている様子。 売り切れ時に「お詫び券」を配っている限り、供給が一巡するまでこの狂想曲は終わりそうにないのであるが、中間問屋の存在を無視できるほどに規模を大きくすることに成功し安く商品を提供できるマクドナルド、大量生産&米国風という味の好みはともかく、他のファーストフード店が追いつくのは並大抵ではないはずである。何より値段に比較してマクドは相対的に不味くないのです。 | |
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| NINUKI.I.M |